敏感肌は肌への刺激をなくすケアが大切!

お肌の悩みには様々ありますが、近年、増加傾向にあるのは敏感肌です。
自分は敏感肌だと感じている人は少なくありません。何をもってそう感じるのか、症状の大半は、皮膚の赤み、髪が触れただけでもかゆみがある、着るものによってはかゆみや湿疹ができる、紫外線を浴びると痛い、赤くなる、季節の変わり目に症状がある、などなどです。
なかには、一見してもお肌自体には何の変化も見られない、という場合もあります。ちょっとしたきっかけで過度に症状が出てしまう状態を、皆さん敏感肌だと感じるようですね。

 

敏感肌には様々な症状があります

実は医学的には敏感肌という名前の病気は存在しません。しかし、実際に症状を感じて大変な思いをしている方がいらっしゃるのです。普通の人には何ともないことでも、些細な刺激に過敏に反応してしまう、そんなデリケートな状態のことを敏感肌と呼んでいるようです。
お肌が過敏に反応する皆さんは、自分は敏感肌かも、という自覚があります。しかし、なかには、表面に目立った症状がないため、敏感肌に気付かないという方もいらっしゃるようです。

 

・ストレスでお肌が荒れる。
・風邪でもないのに鼻水が出たりする。
・いつも使っている基礎化粧品なのに刺激を感じる。
・季節の変わり目に体調が不安定になる。
・洋服の繊維やタグが触れると刺激を感じる。
・睡眠不足やホルモンバランスの乱れで過敏になる。
・特定のアレルゲンに反応して、かゆみ、かぶれ、くしゃみなどの症状がでる。

 

他にも症状はあると思いますが、それも敏感肌なの?と思うものもあると思います。普通に生活していれば、1つは経験していそうなものばかりですよね。これが一時的で、ごくたまにしか起こらないなら、あまり心配する必要はないと思います。ただ、これが長期的に持続するとなると注意が必要です。それなりの改善策を日常の中で実践していくことが重要です。

 

敏感肌になってしまうのはなぜ?

例に挙げた様々な症状を見ていただくと、敏感肌には、外的要因だけでなく内的要因も関わっていることが分かると思います。
実は先天的なものと後天的なものがあるため、症状も様々なのです。
特にアレルゲンに関していうと、先天的な最たるものがアトピーで、後天的なものといえば花粉症などが挙げられます。

 

そして、敏感肌になりやすいのはこんなときです。
乾燥や睡眠不足。紫外線によるダメージ。ストレス。誤ったスキンケア。アレルギー。ホルモンバランスの乱れ。環境の変化。室内外の温度。不規則な生活習慣(喫煙/過度の飲酒/バランスの悪い食生活)。内臓機能の低下。年齢による機能の低下…など、実にたくさんの要因があります。

 

敏感肌のケアは保湿が大切!

敏感肌の方は同時に乾燥肌になっていることが多くあります。逆に乾燥肌が進んで敏感肌にもなってしまった、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
外的要因なら、一番効果的なのは「保湿」につきます。もともと、私たちの持っているお肌のバリア機能は、汗や皮脂、アミノ酸などで作られる弱酸性の皮脂膜で、乾燥を防ぐ天然のクリームです。このクリームが刺激からお肌を守り、水分保持とバリア機能の修復を担うセラミドを肌内部に留めています。セラミドは非常に保湿に優れた成分でお肌には欠かせないものです。天然のクリームがダメージを受けると、代わりにセラミドが刺激からお肌を守ってくれます。ただ、この状態が長く続くとセラミドが本来の保湿機能を果たせなくなり、お肌から水分が逃げてしまいます。更に、弱ったお肌に刺激が追い打ちをかけるので、早い段階でお肌を正常な状態に戻すため、保湿とバリア機能の回復が必須になります。

 

※セラミドには種類があります。選ぶ際にはバイオセラミド(ヒト型セラミド)で後ろに数字の付いているものか、天然セラミドで馬由来のものなど哺乳類のセラミドが刺激も少なく効果的です。
基礎化粧品を選ぶときには、必ず成分表示を確認しましょう。上に書いてあるものほど配合量が多いので、良質なセラミドを配合した低刺激なものを選んでいただくことがお勧めです。

 

敏感肌の改善には生活習慣の見直しも大切

敏感肌の方はアレルギーを持っている可能性も高いので、その点は注意していただきたいのですが、内的要因には生活習慣と食習慣の改善が欠かせません。

 

生活習慣の改善は規則正しい生活を心がけること、月並みな言葉ですがこれに尽きます。
お仕事の関係で難しい方もいらっしゃるかもしれませんが、それでも出来るだけ一定のリズムで生活することが大切です。
睡眠不足などは、それだけで体調にも仕事にも影響しますので、最低でも6時間程度の睡眠は取りたいところです。
そして、食習慣の改善はとても大事です。外食が多いとどうしても栄養バランスが崩れやすくなるので、お肌のために意識して摂取して欲しいものを挙げてみます。

 

敏感肌のケアにおすすめな栄養素

・ビタミン、ミネラル
ビタミン、ミネラルはお肌の新陳代謝を促し健康なお肌作りに必要です。

 

・アミノ酸、脂肪酸
アミノ酸や脂肪酸はお肌の細胞の材料になるものです。

 

・ビタミンA
肌や粘膜に必要な栄養素です。
レバー。チーズ。小松菜。かぼちゃ。唐辛子。海苔。など。

 

・ビタミンB群
お肌の新陳代謝に必要な栄養素です。
ビタミンB2が特に関係しています。レバー。うなぎ。納豆。玉子。など。

 

・ビタミンE
お肌の老化やシミ対策に活躍する栄養素です。
アンコウの肝。胡麻油。ナッツ類。かつを。明太子。など。

 

・ビタミンC
お肌の保湿や美白、コラーゲン生成に使われる栄養素です。
ローズヒップティ。パセリ。モロヘイヤ。苺。など。(コラーゲン生成には亜鉛も必要)

 

・亜鉛
お肌の新陳代謝やコラーゲン生成。活性酸素除去に関わる酵素を生成するために使われる栄養素です。
小麦胚芽。ゴマ。魚。牡蠣。ほや。牛肉。など。

 

・オメガ3系油
免疫を上げてアレルゲンから守る為に活躍する栄養素です。
黒豆。くるみ。かぼちゃ。亜麻仁油。いわし。さば。海藻類。など。

 

・レシチン
皮膚を保護し栄養素を取り込む為に使われる栄養素です。
大豆。納豆。穀類。胡麻油。卵黄。うなぎ。レバー。など。

 

特に敏感肌やアレルギーの方にお勧めのものを挙げてみました。体の内側からする敏感肌のケアです。また、お肌と腸内環境は関わりが深いので、腸を綺麗にするのもお肌には有効です。

 

敏感肌の改善には外側からと内側からのケアを

外側には保湿、内側にはお肌を守る栄養素、この2つでお肌の改善を目指しましょう。
前述した食品や栄養素はお肌作りの目安のようなものです。記載の無い食品もバランスよく摂って、少しずつでもお肌が改善するようにしていきましょう。